平成11月 1月12日

フジユニバンス製のロック機構付カップリング
「AXC−U」(アキシャル・ピストン・ポンプ・カップリング)が
ダイハツ工業のアトレーに採用される

株式会社フジユニバンス(谷 朗社長、本社=静岡県湖西市)が開発した、ロックアップ機構付きカップリング「AXC−U」=商品名(エー・エックス・シー・ツー=アキシャル・ピストン・ポンプ・カップリング・ツー)が、ダイハツ工業株式会社より1月6日に発売された新型アトレーのフルタイム4WD用に採用されました。

「AXC−U」は、4WD車の前後輪の駆動力を理想的に配分する装置で、低μ路(滑りやすい路面)の走行安定性を高めることが出来ます。例えば、後輪がスリップするような氷雪路やぬかるみ等でも、自動的に前輪に必要な駆動力を配分して、路面をしっかり4輪でグリップし、スムーズに走行することが出来ます。又、車両トータルとして、4WDのフルタイム化、リジット化の切り換えが自動的に行え、切り換え機構が要らないため、安価で小型軽量化が図れます。

今回の「ダイハツ・アトレー」用「AXC−U」は、トランスファーユニットの内部に組み込まれています。従来の性能に加え、低μ路での尻振りを防止するためのイニシャルトルクを追加しました。又、ハウジングについては、スチール製からアルミ鍛造製の採用により、従来タイプより約1Kgの軽量化を実現しました。

構造は、ピストンが回転軸方向に作動するアキシャル・ピストン・ポンプを基本とし、ロータ、ピストン、カムハウジング、ロックアップ機構付ロータリバルブで構成されています。基本的な原理は、ピストンで吐出されたオイルがオリフィス(絞り)を通過する時の抵抗を利用して駆動力を発生する仕組みとなっています。さらに規定以上のトルク発生時には、オリフィスを閉じることにより、リジットに近い状態となる機構(オート・ロックアップ機構)を備えています。

「AXC−U」の特長は、オリフィスの作用によって、前後輪の回転差が小さい時は後2輪に多くの駆動力をかけ、前輪への駆動力を小さくし燃費向上が計れ、タイヤの摩耗も軽減出来ます。氷雪路やぬかるみ等の低μ路で前後輪の回転差が大きくなる時には、前輪への駆動力が増加し、スタックの場合等ある設定された駆動力(差動回転)以上になると自動的にロックされ、前後輪が直結に近くなり、リジット4WD車並の走破性が得られます。

以 上

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