2001年 5月 29日

株式会社 フジユニバンス  

ニュースリリース

2001年(平成13年)3月期 決算の概要について

・連結業績は増収、増益
(単位:百万円) 2000年3月期 2001年3月期 増減 2002年3月期予想
売上高 45,095 45,770 675 1.5% 44,000
営業利益 △142 1,237 1,379
経常利益 △139 1,245 1,384 1,300
当期純利益 △356 △172 184 650
 売上高は前期比6.7億円の増収となりました。その主な要因は、事業別では、産業機械部門の新規受注した農業機械用トランスミッションの販売増により20億円の増収、自動車部門は、中近東向けRV車の販売伸び悩みの影響を受けたマニュアルトランスミッションユニットの減、北米の景気減速によるRV車の減産影響を受けたトランスファーユニットの減により14億円の減収でした。所在地別では、北米がホンダ向け新規部品の増産による増収、インドネシアでは、日本向け自動車部品の増産による増収、日本国内は微増でした。

 営業利益は前期比13.8億円の増益となりました。事業別では、自動車関連が11.8億円の増、産業機械関係が1.7億円の増でした。所在地別では、国内が10.8億円の増、北米が2.3億円の増、インドネシアが0.7億円の増でした。増益の主な要因は、国内では、グローバルでの競争力をつけるための構造改革として実施した労務費の削減と、VA及び工順の最適化による調達品合理化です。又、国内子会社で、前期に実施した工場統廃合による構造改革の効果がでています。北米は、操業時の不具合が改善され、工場運営が安定してきたことと、ホンダ向けの増産効果です。インドネシアは、コストメリットを活かした日本向け製品の増産によります。経常利益も同様です。

 当期利益は、グローバルでの競争力をつけるための構造改革として、特別早期退職優遇制度の実施と、水窪事業所の閉鎖に伴う費用の引当て、並びに退職給付債務の移行時差異償却等の特別損失の発生がありましたが、前期比1.8億円の増となりました。


・平成14年3月期予想は、減収、増益
 平成14年3月期予想ですが、売上高は、グローバル競争の影響により前期比3.9%の減収ですが、経常利益は、構造改革の成果と、VAによる購入品原低により前期並みの見通しです。当期利益は、構造改革に伴う特別費用は発生しませんので、大幅増益の見通しです。

・ 単独業績は減収、増益
(単位:百万円) 2000年3月期 2001年3月期 増減 2002年3月期予想
売上高 43,759 43,412 △347 △0.8% 42,000
営業利益 138 1,178 1,040 7.5倍
経常利益 267 1,327 1,060 4.0倍 1,250
当期純利益 △864 82 946 600

 売上高は、農業機械用トランスミッションの販売増により産業機械部門は増加しましたが、自動車部門は、中近東向けRV車の販売伸び悩みと、北米の景気減速の影響を受け、マニュアルトランスミッションユニット、トランスファーユニットとも減少し、売上減となりました。

 経常利益は、グローバルでの競争力をつけるための構造改革として実施した労務費削減及び、VAによる調達品合理化の成果により、増益でした。

 当期利益は、前期比9.4億円の増です。前期は、北米子会社の投資評価引当てをおこし8.6億円の赤字でした。当期は、構造改革に伴う特別退職優遇制度の実施による退職加算金及び水窪工場閉鎖に伴う引当て並びに退職給付会計導入による退職給付債務の移行時差異償却の特別損失が発生しましたが、0.8億円を計上することができました。

・ 平成14年3月期予想は減収、増益
連結の予想と、同様の内容です。

・ 事業別の主要製品
事業区分 主 要 製 品
自 動 車 トランスミッションユニット、トランスファーユニット、トランスミッション部品
産業機械 農業機械用及びフォークリフト用トランスミッションユニット、トランスファーユニット、
建設機械用変減速機
その他 工作機械、物流容器の洗浄及び管理、雑貨の販売、製品等輸送

・ 営業活動
自動車部門は、@日産ディーゼル工業株式会社向けの中型トランスミッションユニットを受注。A最近の環境問題に対応するための電気自動車用及びハイブリット車用ギヤ−ボックスの受注に向けた活動中。BフルサイズSUV車用の新型トランスファーユニットを日産自動車株式会社より受注。Cバギー車用デフユニットをスズキ株式会社より受注。北米の子会社でも生産。Dトルクコンバーター用オーバーランニングクラッチ「DCF」を受注。産業機械部門は、@農業機械コンバイン用ギア‐ボックスの受注に向け活動中。

・ 今後の取組み
自動車業界おきましては、北米での販売減少、海外への生産シフト及び現地での部品調達等が進行し、国内生産の回復は期待できない厳しい状況と思われます。一方、自動車メーカー各グループの事業再構築による戦略展開が本格化し、駆動系のコンポーネント、ユニットの系列外からのアウトソーシングの動きが活発化されると予想されます。
このような状況の中で当社は、グローバルな専門メーカーとなるべく、水窪事業所を閉鎖し、当社、米国・インドネシア子会社を活用した内外工順の最適化を行うことを計画し着手しました。本年は、この計画の実施を着実に進め、専門メーカーとしての地位を固めるための構造改革を推進し、益々の事業拡大に努力いたします。又、更に@専門製品の品質・原価の徹底的な作り込みA専門商品のマーケッティングとタイムリーな製品開発・技術開発を重点とした競争力強化に全社総力を結集し推進致します。又、販売活動につきましても、お客様に満足していただけるようにニーズに合った新製品を提案し、より一層の拡販活動を行うと共に、当社の業績向上を目指します。

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以 上