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自動車技術会2023年春季大会学術講演会で発表いたしました

2023年10月26日

「人とくるまのテクノロジー展2023 YOKOHAMA」と連動し、5月24日(水)から26日(金)の3日間、パシフィコ横浜およびオンラインで自動車技術会2023年春季大会が開催されました。

このなかで行われた学術講演会で弊社商品開発部の堺和樹が「高速回転歯車の潤滑に関する考察(第2報) -貧潤滑環境下における歯車の温度上昇について- 」をテーマに発表し、各所から大きな反響をいただきました。

 

高速回転歯車の潤滑に関する研究のうち、十分に潤滑できない環境下での歯面温度上昇と減速機各部への熱伝達を可視化し、歯面温度上昇は伝達動力、回転速度、熱容量等に大きく影響をうけることを明らかにしました。

昨年、同じく商品開発部の鈴木健祐が「高速回転歯車の潤滑に関する考察(第1報)-歯面における潤滑油の挙動と気流の関係- 」をテーマに発表しており、2年連続での発表となります。

 

400件近い発表が行われるこの学術講演会での発表はとても名誉あることで、技術を通じて社会に貢献することを目指す当社にとって、非常にうれしいことです。

 

今後、さらにニーズが高まると予想される、超高速回転ギヤボックスを想定し、これまでの第1報、第2報で得られた知識を踏まえ、最適潤滑システムの構築を目指し、引き続き研究を続けていく所存です。

 

今後もユニバンスは技術を通じて社会に貢献してまいります。

 

HP用_堺さん発表

2-3軸ギヤの噛み合いに対して、1-2軸ギヤの噛み合いのほうが圧倒的に温度上昇が早い

 

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